但馬牛子牛せり市 子牛平均91万8,480円 5市場連続上げ 兵庫・但馬家畜市場
JAたじまは12月11日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均取引価格は91万8,480円(税抜き)。前回の11月市(90万8,468円)と比べると10,012円上げ、5市場連続で1頭平均価格を上げる結果となりました。雌牛の平均取引価格は、82万5,881円で令和4年1月市以来、約3年ぶりに80万円を超えました。
神戸ビーフ・但馬牛の枝肉価格も依然として高値で推移をしており、子牛価格も枝肉価格相場と肥育農家の子牛導入意欲の強まりと相まって高値となりました。せり場内は、県内外の購買者でにぎわいました。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛144頭、去勢牛222頭の計366頭を上場し、今年一番多い頭数となりました。販売高は3億3,616万4,000円です。
JA畜産部の谷口広行部長は「今年最後のセリ市結果は、生産農家の皆様の一年間のご苦労が少しでも報われた思いです。県内外からお越下さり引き続きの高い評価を頂いた購買者の皆様に厚くお礼申し上げたい」と話しました。
令和6年の初市は1月8日に開催予定です。