但馬牛子牛せり市 子牛平均94万2,785円 1月市上回る 但馬家畜市場
JAたじまは2月12日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。
雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は94万2,785円(税抜き)で、前回の1月市(88万528円)と比べて6万2,257円相場を上げました。去勢牛の平均取引価格は、昨年11月市ぶりに100万円を超える結果となりました。
2月市は出場頭数が他の月に比べ少ないことや、インバウンド(訪日外国人)や海外での神戸ビーフ需要が旺盛なことから但馬牛の引き合いが高くなったと考えられます。2月市には県内の繁殖農家が雌牛94頭、去勢牛162頭の計256頭が上場し、総販売高は2億4,135万3,000円(税抜き)となりました。
JAの西谷浩喜営農生産・畜産担当常務は「例年2月市は上場頭数が通常月に比べて少ないが、新たな購買者も来場され市場に活気があった。今後も相場の安定を期待している」と話しました。
次回は3月12日に開催予定です。