コウノトリと共に生きる。 農業の営み自然環境の共生挑み続けます。 挑み続けます。

JAたじまは平成7年に4つのJAが合併して誕生した農業協同組合です。平成13年には但馬地域の全4JAが広域合併して現在の形となり、令和3年度で広域合併20周年を迎えました。ゆたかな自然環境の中で、生産量豊富なお米、多品目の農作物、ブランド牛のルーツといわれる但馬牛など、盛んな農業・畜産業を支援しています。
また、平成17年に達成したコウノトリの野生復帰事業と、地域とJAが共に取り組む「コウノトリ育む農法」が、SDGs最先端のまちとして世界の注目を集めています。

昭和30年代から取り組んできたコウノトリの野生復帰事業

平成17年9月に豊岡市で放鳥されたコウノトリは、一度絶滅した野生動物を世界ではじめて復帰させた取り組みとして注目を集めました。そして現在、JAたじまでは、コウノトリが生活していく環境を維持していくために組合員が中心となって様々な環境創造型農業を行っています。
休耕田のビオトープ化や冬季湛水を行うなど環境に負荷の少ない農法「コウノトリ育む農法」に生産者が一丸になって取り組み、京阪神地区を中心に「コウノトリ育むお米」が高付加価値米として販売されています。

JAたじまの環境創造型農業は各所で高い評価を受け、さらに次世代へと広がっています。

令和4年度には、豊岡市学校給食の全量無農薬栽培米使用に向けて、コウノトリ育むお米(無農薬栽培)を試験提供しました。

令和2年度には、農林水産省主催の「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門で農林水産大臣賞を受賞しました。

生産者と地域の皆様の努力にお応えするため、海外へ向けてのPRにも積極的に取り組んでいます。

海外への積極的なPR活動

2017年に定期輸出が開始された香港をはじめ、シンガポール・アメリカ等でもPR活動を続けています。

ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)

日本館の共通食材としてコウノトリ育むお米が使用されました。

ドバイ国際総合食品見本市

「ガルフード2017」にコウノトリ育むお米を出展しました。

2019年のG20大阪サミットで「コウノトリ育むお米」が採択されました。

2019年6月28日・29日に開催されたG20大阪サミット(先進国首脳会議)に但馬地域のブランド米「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)が使用されましたので、お知らせいたします。JAたじまは、同米を190kg提供いたしました。2019年6月27日~30日の期間、プレスダイニングや代表団レストランで、海外メディアや政府代表団の関係者らが、大阪や関西をはじめとする日本各地の食材を使用した料理を味わいました。

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