仲間を増やそう 生産者大会を開催
ピーマン協議会は12月6日、平成25年度JAたじまピーマン生産者大会を総合営農センターで開き、平成26年度の振興方針を「みんなでずっと、たじまピーマン」に決めました。平成26年度は仲間づくりに力を入れ、生産者を増やして産地の規模拡大に取り組みます。同大会には、生産者やJA役職員のほか、行政や市場関係者など約130人が出席しました。
平成25年度は177人が10.2㌶で栽培し578㌧を出荷しました。今年は猛暑の影響で、昨年に比べ50㌧ほど少ない出荷でしたが、同協議会が導入を勧めている拍動灌水装置が奏功。比較的安定した出荷につながり、市場では高評価でした。平成26年度は仲間づくりを積極的に行い、生産者数200人、栽培面積11㌶を目指します。また、安全で安心なピーマンを出荷することはもちろん、他産地より良い品質の確保に努めることや、消費者と積極的に交流することを決めました。
同協議会の杉本克行会長は、「関西一の産地としての誇りを持ち、生産者とJA職員が協力して栽培や普及に取り組みたい」と語っていました。
JAたじまの金子洋一組合長は、「但馬のピーマン作りを盛り上げるために、JA職員もしっかり支援していく」と話していました。
同大会ではこのほか、養父市立広谷小学校からのピーマン栽培体験の発表や、平成25年度の優秀栽培者の表彰などがありました。
表彰の結果は以下のとおりです。
優秀賞(但馬県民局長賞)=小西康之さん(但東支部)
優秀賞(全農兵庫県本部長賞)=大深光一さん(みかた支部)
優秀賞(たじま農協組合長賞)=安達利通さん(養父支部)
協議会長賞(新規栽培者の部)=長野二郎さん(養父支部)
協議会長賞(新規栽培者の部)=小谷朋広さん(みかた支部)
協議会長賞(優秀支部)=みかた支部
平成25年度の優秀栽培者として表彰を受ける小西さん