新温泉町子牛共進会1等1席に田中さんの「こすぎ」号
新温泉町とJAたじまは10月6日、美方郡農村総合研修センターで第10回新温泉町子牛共進会を開きました。種牛の部1部と2部、肉用牛の部で審査し、種牛の部1部の1等賞1席に同町の田中孝広さんが出品した「こすぎ」号を選びました。
共進会は、優秀な但馬牛を生産するための技術研修、和牛改良と畜産振興の意欲向上の場として毎年開催。種牛の部の1部には今年1月から3月生まれの雌牛32頭、同2部には4月から6月生まれの雌牛31頭、肉用牛の部には1月から3月生まれの去勢した牛14頭の計77頭が出品。同JAの職員らが発育状況や資質などを1頭ずつ念入りに審査しました。
「こすぎ」号は2月生まれで、父牛は「芳悠土井」、母牛は「こすぎ3の4」。但馬牛としての資質と品位の良さがよくでていて、良好な発育で特に肩つきが良く毛質に光沢があることなどが評価されました。田中さんは、「1席に選ばれたのは初めてでうれしい。体型を維持するように気をつけてきた」と話していました。
2部の1等賞1席には同町久斗山の中村文吾さんが出品した「さちふく」号(写真1)、肉用牛の部の金賞1席には同町飯野の村尾賢一さんが出品した「福富」号(写真2)を選びました。
写真1
写真2