美方郡種牛共進会 一等賞一席に中井さんの「としにし」
JAたじまは10月2日、第84回美方郡種牛共進会を美方郡農村総合研修センターで開きました。40頭から、新温泉町の中井勝さん、のり子さん夫妻が出品した「としにし」を最上位に選びました。10月25日に丹波市で開かれる第97回兵庫県畜産共進会の予選も兼ねていて、種牛の部に出場するJAたじまの代表12頭が出揃いました。
美方郡共進会は、優秀な但馬牛を生産するための技術研修の場として、また県共の出場をかけて毎年開催しています。平成26年1月から10月に香美町と新温泉町で生まれた雌牛40頭が出品され、JAや県畜産試験場、全国和牛登録協会県支部など関係機関の担当者らが、発育状況や資質などを1頭ずつ審査しました。
「としにし」は14年4月生まれで、父は「菊西土井」、母は「としふく」。良好な発育で、体の長さや幅がありバランスのとれた体格などが評価されました。中井さんは、「選ばれてうれしい。おとなしい牛で、病気もせずすくすくと順調に育ってくれた。県共では美方郡の代表としていい成績を残したい」と話していました。
県共には、肉牛の部に7頭、種牛の部にこの日選ばれた上位7頭とすでに決まった豊岡市、養父市、朝来市の代表5頭をあわせた12頭が出場します。
美方郡共進会の結果、県共の出場が決まったほかの6頭は次のとおり。
一等賞
二席 中村まゆみさんのみやよしづる (写真1)
三席 今井正己さんのおじろひめ2 (写真2)
四席 上田伸也さんのひさかず (写真3)
五席 中村文吾さんのとよひさ (写真4)
二等賞
一席 村尾憲弘さんのまるひさ (写真5)
二席 森脇雄一さんのよしの8 (写真6)
写真1 写真2
写真3 写真4
写真5 写真6