男性も台所に立って 男の料理教室を初開催
出石支店と出石営農生活センターは12月4日、同支店管内の男性を対象とした料理教室を初めて開きました。教室は、食べることを通じて食と農のつながりや健康について考えてもらうことと、JAを拠り所とした仲間作りを目的に開催。美方郡香美町の旅館庄屋の主人の西本庄作さんが講師を務め、10人の参加者が地元産の野菜や魚を使って調理を楽しみました。
教室では、西本さんが旬の地元産野菜と相性の良い魚介類を紹介。ダイコンと地元で水揚げされたセコガニ(ズワイガニの雌)の味噌汁や、ネギとタラの煮付けなど、6品を約2時間かけて調理しました。参加者らは、カニを捌いたり舌で何度も確認しながら味を整えたりと、慣れない作業にとまどいながらも、西本さんに質問したり他の参加者との会話を楽しんだりしながら料理を完成させました。
参加者の市場忠光さんは、「普段、家ではほとんど料理しないが、今日は積極的に調理に参加して楽しく料理を学べた。機会があればまた参加し、色々な料理に挑戦したい」と話していました。
同支店の日下部真支店長は、「こうしたイベントを通じて、JAをもっと身近に感じてほしい。今後も組合員のためになる催しを考えていきたい」と話していました。