組合員の意見反映し農産物品評会を初開催
地域組合員とJA職員らで構成するJAたじま和田山地区ふれあい感謝祭実行委員会は平成28年度、13年のJA合併後初めての農林産物品評会を開きました。11月5日に和田山支店で開いた同感謝祭で、入賞者の表彰を行いました。
同委員会では、出品物の確保が難しいことなどから品評会を行っていませんでしたが、地域の農家から品評会を通じて農業の振興に貢献したい、一般の消費者にも農業を広く知ってもらいたいとの声があったことから、開催を決定。
品評会には、朝来市内で生産した野菜、果樹、豆類やキノコ類など32点が出品されました。組合員、行政関係者やJA職員ら審査員10人が、一点一点慎重に品質や大きさを確認。最優秀賞の朝来市長賞に、朝来市和田山町の佐藤勝喜さんが出品した小豆を選びました。
同支店の西谷浩喜支店長は、「ふれあい感謝祭は、JAだけでなく地域の組合員らと一緒に作り上げるもの。今後も、組合員からの意見、要望を、感謝祭だけでなくさまざまな事業に反映していきたい」と話しました。
表彰の結果は次のとおり。かっこ内は出品物です。
最優秀賞(朝来市長賞)=佐藤勝喜さん(小豆)
同賞(朝来農林改良普及センター所長賞)=北垣和博さん(自然薯)
同賞(たじま農業協同組合組合長賞)=藤岡とき子さん(ショウガ)
優秀賞(農協ふれあい感謝祭実行委員長賞)=畠山弘さん(生シイタケ)
同賞(たじま農協和田山ブロック女性会会長賞)=笠垣幹夫さん(ヤマノイモ)
同賞(たじま農業協同組合和田山支店長賞)=石田諄蔵さん(サトイモ)
同賞(たじま農業協同組合和田山営農生活センター長賞)=中里泰雄さん(丹波黒大豆枝豆)
技術賞=小谷勇さん(ハクサイ)、尾花孝子さん(キャベツ)
珍品賞=繁田進さん(ウコン)