大学生の食生活支援へ JA共済連兵庫が特栽米贈る
JA共済連兵庫は10月23日、芸術文化観光専門職大学の学生に、JAたじま管内で栽培されている特別栽培米「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)を贈呈しました。
1年生86人に、お米200kgを贈りました。同大学の1年次は全寮制で、学生は頻繁に自炊を行います。親元を離れて寮で生活する学生たちの食生活を支援するほか、県内外から入学した学生に大学の地元で栽培されたお米を食べてもらい、地域の食や農業について関心を持ってもらおうと、JA共済連兵庫が企画。今年で3回目です。
同大学で開かれた贈呈式では、JA共済連兵庫の三森京介本部長が、学生を代表して長瀬大吾さんと久我心麦さんに目録と米を手渡しました。贈呈式でコウノトリ育むお米を実食した長瀬さんは「甘みがあってとてもおいしい。お米を食べて一日の活力にし、学業にさらに精進したい」と笑顔で話しました。JAの太田垣哲男組合長は「生産者が一生懸命愛情込めて育てたお米。農家に思いをはせながら、味わってほしい」と話しました。