農業機器のメンテナンス・動力噴霧器用エンジン
毎日の健康管理が必要なのは人間だけではありません。
農業機械は、日頃の心がけ一つで長く元気に働いてくれます。簡単なメンテナンスを行うことで、コンディションは良くなります。
より良い状態で機械をご使用いただくためにも、日頃のメンテナンスをおすすめします。
でも、適正な工具を使い安全確認を忘れずにケガのないように行ってください。
動力噴霧器用エンジンの点検ポイント
オイルの量と汚れ
量の不足・汚れはエンジンの焼き付けの原因となります。交換の目安は初回25時間、2回目以降50時間毎です。
エアクリーナーの詰まりと汚れ
始動不良、馬力がでない原因、半湿式はガソリンで洗って良く絞ったあと、エンジンオイルに浸し固く絞ってから装着します。
スパークプラグの汚れ
電極にカーボンが付着すると失火の原因となるので掃除します。電極の隙間を0.6~0.7mmに調整します。
燃料ストレーナの汚れ
カップ内に水、ゴミの沈殿があったらカップを外して掃除し、フィルタネットの目詰まりも点検しましょう。
キャブレータ内の燃料を抜く(長期格納時)
ガソリンが変質するとキャブレータ内の小さな穴が詰まり、翌シーズンにエンジンが始動しません。 燃料コックを閉めたあと、ドライバでドレンを緩め燃料を抜きましょう。さらにエンジンを始動しエンストするまでまわすと万全です。